春秋広報
開発会社を選ぶとき、技術力や価格を比較するのは当然です。
でも長く付き合うパートナーを探しているなら、「ものの考え方が合うか」が最終的に効いてきます。
私たちはただの「業者」ではなく、顧客の事業を前に進める「替えの効かないパートナー」でありたいと考えています。
この記事では、春秋が日々の開発現場で実際に使っている判断基準を5つ紹介します。
これを読んで「この会社とは考え方が合いそうだ」と感じていただけたら、ぜひ一度お話しましょう。
たとえば技術選定の場面。教科書的には「最新のフレームワークを採用すべき」かもしれません。
でも春秋では、「そのチームが走れるかどうか」を最優先にします。
既存システムがREST APIで動いていて、開発チームもそれに慣れているなら、無理に最新技術(GraphQLなど)へ移行する必要はありません。逆に、将来的なデータ構造の複雑化が見えているなら、段階的な移行を提案します。
判断を分けるのは時間軸です。「半年で成果を出す必要があるのか」「3年かけて基盤を作り直すのか」——相手の状況によって、戦略は変わります。
理想論は大事ですが、上手くいくケースはごく稀ではないでしょうか。一度入れた技術はしばらく変わることはないでしょうが、現場の人間や組織の方針、お金のかけ具合などのリソース配分は当然変わります。「正しいやり方」ではなく「今この状況から可能な限り長く続く、一番うまくいくやり方(最適解)」を選ぶ。 それが春秋の基準です。
「全部やります」とは言いません。
機能要望を全部盛り込んだシステムは、開発に時間がかかるだけでなく、使う側も複雑になります。たとえば管理画面に20個のメニューがあるシステム。実際に毎日使われているのは4つだけ、というケースは珍しくありません。
やらないことを決めるのは、やることを決めるより難しい。 でも、ここを曖昧にすると開発期間もコストも膨らみます。
春秋の社内でも「やらないことをちゃんとやらない」は繰り返し言われている言葉です。優先順位は相手の時間軸や事業フェーズで変わるので、「今は何を捨てるべきか」を一緒に決めるところから始めます。
技術的な意思決定の話になると、「どのフレームワークを使うか」「アーキテクチャをどう設計するか」に議論が集中しがちです。
でも春秋が一番大事にしているのは、顧客とのコミュニケーションです。
たとえばヒアリングの場で、「予算感はいくらですか」ではなく「なぜ今このタイミングでシステムを作ろうと思ったんですか」と聞く。この質問ひとつで、提案の精度がまったく変わります。
数ある開発会社の中から「なぜ自分たちが選ばれたのか」を考えて質問できるようになるのが理想です。「誰とやるか」も大事にしたい。 技術だけでなく、人で選んでほしいし、こちらもそう選びます。
エンジニアの「合理的な判断」が、事業を圧迫することがあります。
たとえば「コードの品質を上げるためにリファクタリングに2ヶ月かけたい」という提案。技術的には正しい。でも事業側が「来月のリリースに間に合わないと契約が切れる」という状況なら、その2ヶ月は致命的です。
事業のゴールが幹で、技術は枝葉。 この順番を間違えると、手段が目的化します。
春秋にはエンジニアリング以外のバックグラウンドを持つメンバーが多くいます。国家・地方公務員、アパレル、福祉介護など、まったく別の業界から転職してきた人たちがほとんどで、元ユーザーとして現場のオペレーションにそぐわないシステムを使わされていました。だからこそ、技術だけに閉じない判断が自然とできる。システム導入の真の目的とゴールを追求しながら開発を進められることが、春秋チームの特性です。
「まず設計を完璧にしてから実装に入る」——このアプローチ、春秋ではあまり取りません。
もちろん設計は大事です。でも「やりながら分かること」の方が圧倒的に多い。 実際に動くものを触ってみて初めて「ここは違うな」「こっちの方がいいな」と気づけます。
たとえば管理画面のUI。ワイヤーフレームで1週間議論するよりも、半日で簡易プロトタイプ(動くもの)を作って触ってもらう方が、はるかに正確で価値のあるフィードバックが得られます。
完璧な計画書よりも、素早い実験と修正。そのスピード感を保てる開発体制を大事にしています。
5つの判断基準をまとめます。
正しさより最適解。
やらないことを決める。
顧客との対話が最優先。
「手段」を目的にしない。
机上の空論より、最速の「検証」を信じる。
どれも特別なことではありません。だからこそ、春秋はこの5つを現場の「掟」として、愚直に使い続けています。
このスタンスに共感していただける方、ぜひ一度、御社の「本当の課題」について壁打ちさせてください。